フリーエディター/ライター
藤原 綾さん
フリーエディター/ライター。
出版社での女性誌編集部を経て、2007年にフリーの編集者として独立。
以後、『sweet』や『SPRiNG』などの女性誌、コレクションブランドからストリートブランドのムック本や
カタログのビジュアル制作を手掛けるなど幅広いジャンルで活動中。手掛けた作品は数百冊に及ぶ。
傷んだ髪やうねった髪に悩んでいるのに、普段のシャンプーやドライヤーを適当に使っていませんか? 誤った使い方をしていると、知らず知らずのうちに髪に負担をかけていることも。正しいヘアケア方法を知ることで、髪質がツヤっと変化。一度覚えて習慣にすれば、日に日に改善していくことに気づくはず! とっておきのヘアケアアイテムと共に、この機会にしっかり身につけておきましょ♫
1.洗う
【STEP1】ブラッシングで髪の絡まりをしっかりとる
最初にブラッシングしておくと、髪の絡まりが取れるだけでなく、髪の表面の汚れや頭皮の皮脂も浮いて、シャンプーの泡立ちがアップ! シャンプー時の摩擦も軽減できます。しかも、頭皮マッサージの効果もあり! 髪が長い人は、毛先から髪のもつれをとっていきます。ブラシを強く押し付けると、頭皮を傷つける場合があるので注意を!
<おすすめアイテムは?>
ひとつ持っていて損はない!
プロ御用達のメイソンピアソン
「ブラシは猪毛に限る」という信念のもと、北インド産の高級猪毛と、独自のクッション性パッドを採用したロンドンの最高級ヘアブラシブランド「メイソンピアソン」。こちらは1番人気のハンディブリッスルと同型の「BRISTLE&NYLON HANDY」で、猪毛にナイロン毛がミックスされているタイプ。標準的な硬さ・サイズで、初めての一本にぴったりです。ヘアメイクさんの御用達ブランドとしても有名。
その他ヘアブラシはこちら
【STEP2】ぬるま湯で予洗いをしっかりと!
最初に髪を濡らすというより、きちんと指を使って洗うイメージ。お湯で汚れをしっかり落とすことで、シャンプーの量も減り、髪への負担も軽減されます。頭皮の油分を取りすぎないためにも、できれば40℃以下のぬるま湯で行うのがベスト。温泉に行った時は、打たせ湯で頭皮を刺激しながら予洗いすると、その後のシャンプーの泡立ちがびっくりするくらい変わります! 予洗いの大切さがわかるはず。
【STEP3】シャンプーを手のひらでしっかりと泡立てる
シャンプーも洗顔と一緒! 最初に手のひらにシャンプーを出して水分を加え、空気を含ませるようにしっかり泡立ててから、頭皮を泡で洗うイメージ。泡立てずに使ってしまうと、頭皮の毛穴が詰まったり、かゆみやフケが出たりする原因になるので、ぜひ習慣に。泡立てネットを使ってもOK!
<おすすめアイテムは?>
ブリーチを繰り返したダメージヘアに!
ジョバンニのリペアリングシャンプー
植物エキスと最新テクノロジーを組み合わせたナチュラルヘアケアのパイオニア。有機ココナッツオイルとブラックベリーエキス配合で、傷ついた髪をしっとりと洗い上げ、毛先までまとまるなめらかな髪に。弱った頭皮と髪の芯までうるおいが浸透し、パサつきや枝毛などのダメージヘアを補修してくれます。
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【STEP4】指の腹で頭皮を揉み込むように洗う
洗う時は、頭皮を洗うことを意識するのが大事。髪についたほこりや花粉などは予洗いで洗い流せますが、頭皮の皮脂汚れはシャンプーじゃないと落ちません! 決して爪は立てず、指の腹で頭皮をマッサージする感覚で洗うのが正解。毛先には自然に泡が流れるので、軽く揉み込む程度で問題なし。髪同士を擦り合わせると、ダメージが広がる原因に。
【STEP5】シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ
シャンプーが残っていると、頭皮の乾燥や髪のパサつきの原因になるので、少し長く感じても3分くらいかけて十分に洗い流すこと! 生え際や耳の後ろなど、忘れがちな部分まで余念なく。予洗いと同様、できれば38℃くらいのぬるま湯で洗って、頭皮に必要な皮脂はキープ。
【STEP6】コンディショナーで髪を柔らかく
コンディショナーは、手のひらにのばしてから、シャンプーとは逆に髪の中間から毛先につけていきます。毛先を中心に揉み込み、粗いコーム、もしくは指でとかしながら髪全体になじませて。コンディショナーは髪に少し残すほうがいいと勘違いしている人がいますが、コンディショナーも洗い残しがあるとダメージの原因に。ぬめりがなくなるまで、丁寧にすすいでいきます。
<おすすめアイテムは?>
シャンプーと同じブランドが基本!
ジョバンニのリペアリングコンディショナー
基本的にシャンプーとコンディショナーは同じブランドをセレクト。カラーリングやアイロンの使いすぎでダメージを受けた髪を、100%ベジタリアン成分で補修し、指通りなめらかな髪へ。ブラックベリーとココナッツミルクの甘い香りも◎。
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2.乾かす
【STEP7】ドライヤーの前にタオルドライを
タオルドライをすることで、ドライヤーの時間を短縮。濡れている髪はキューティクルが開いている状態なので、髪に摩擦が起こるような乾かし方はNG。素早く、優しく行うのが基本です。まず、タオルで髪全体をおおって、押さえるように水分を吸収させ、優しく揉み込むように頭皮を拭いていきます。最後に、毛先をタオルで挟んで、ポンポンと押さえるように乾かして。
【STEP8】アウトバストリートメントでドライヤーの熱から守る!
強いダメージが気になっている人は、ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントを使うと、より効果的。つけ過ぎに注意しながら、ダメージが強い髪の毛先からつけていきます。頭皮にはつけないように注意!
<おすすめアイテムは?>
枝毛や切れ毛を防ぐ、
ジョバンニのダメージヘアセラム
こちらも同シリーズのアウトバストリートメント。ダメージを補修して、天使の輪を感じる艶やかでなめらかな髪に。
その他トリートメントはこちら
【STEP9】ドライヤーで乾かして、髪型を整える
生乾きのまま髪を放置すると、雑菌が増えて頭皮トラブルの原因になるだけでなく、そのまま寝てしまうと、朝の指通りが最悪になることも。
最初に乾きづらい根本からスタート。乾かす時は、頭皮に負担をかけないように、ドライヤーを髪から10〜20cm程度離して行います。内側から髪を持ち上げて、ドライヤーを小刻みに揺らしながら、1箇所に温風が当たり続けないようにするのがポイント。
8割程度乾いたら、温風の温度を下げて髪型を整えて。最後に冷風で仕上げれば、ヘアスタイルを長時間キープ!
<おすすめアイテムは?>
1億個のマイナスイオンでツヤとまとまりを与える、
アンリエッテのヘアドライヤー
現役のエスティシャンが考案したプロ仕様の大ヒットドライヤー。髪の静電気を中和するマイナスイオンがキューティクルのダメージを抑えて、柔らかくなめらかな髪に。60、80、90℃の温風と冷風で、4段階の温度設定ができる上に、温風と冷風が自動で切り替わる機能も搭載。300gと軽量でありながら、熱の力ではなく大風量でスピーディに乾かしてくれるので、熱による頭皮へのダメージも軽減してくれます。
3.整える
【STEP10】アイロンを使う時の基本をチェック
ヘアアイロンは、しっかり髪が乾いて、キューティクルが閉じた状態で使用することが大事。一度にたくさんの毛束を挟みすぎないように、コテの太さに合わせて最初にダッカールなどでブロッキングをしておきましょう。熱を当てすぎると髪がパサつくので、1箇所につき3〜5秒を目処にアイロンを離して。
<おすすめアイテムは?>
高濃度マイナスイオンでなめらかなストレートに!
アンリエッテのエステティックイオンアイロン
乾燥した髪にうるおいを与えてキープする高濃度のマイナスイオンを放出。キューティクルのダメージを抑えて、柔らかくなめらかなヘアにアプローチ! 最短15秒で温まり、安定した温度をキープ。150〜230℃の5段階で調整できるので、髪質に合わせてコントロールが可能です。髪に密着しながら優しく挟むクッションプレートを採用。
忙しい朝はスピーディにストレートヘア作りを!
アンリエッテのエステティックサロンアイロン
加熱速度が早く、タフなMCHヒートプレートを採用。スピーディに立ち上がって、ムラなく均一に熱が髪へと伝わります。温度は150〜230℃の5段階で調整。熱を逃がしにくく、保温性が高いので、短時間でスタイリングが可能に。髪の量や質に合わせてプレートが上下し、髪にかかる圧力を分散してくれるので、熱ダメージを軽減してくれます。
どんなスタイルにもマルチに使える25mm♪
エステティックカールアイロン
80〜210℃の範囲で5℃ずつ調整できるので、カールの強さを自在に調整することが可能。80℃なら約30秒、150℃なら約60秒と立ち上がりも早く、安定感も抜群です。保温性の高いトルマリン粒子をコーティングし、短時間でスタイリングが仕上がるので、髪への負担も軽く、ツヤのあるカールが作れます。約270gと、超軽量なのもGOOD!
髪の美しさは日々のケアから。正しいヘアケアの習慣をつけて、魅力的なツヤ髪にしていきましょう♪