フリーエディター/ライター
藤原 綾さん
フリーエディター/ライター。
出版社での女性誌編集部を経て、2007年にフリーの編集者として独立。
以後、『sweet』や『SPRiNG』などの女性誌、コレクションブランドからストリートブランドのムック本や
カタログのビジュアル制作を手掛けるなど幅広いジャンルで活動中。手掛けた作品は数百冊に及ぶ。
お盆もあっという間に過ぎ去って、気づけばお仕事モード全開……。次はシルバーウィークに向けて、秋の遊び計画を立てながら気分を盛り上げていきたいところ。今年もコロナの影響がまだ続いていることもあって、相変わらずキャンプの人気が継続中。今年初挑戦という人は、まず必要最低限のものを用意して、ハマるほどに少しずつギアを増やしていくといいと思います! 今回はキャンプ場での過ごし方のベーシックなモデルプランをお届け。便利なギアと一緒にご紹介します。

9:00 キャンプ場に到着! まずは基地づくりから

キャンプ場に着いたら、ひと休みしたいところだけど、着いた勢いのままテントの設置などを済ませてしまうのが正解。夜、寝たときに石が当たらないか、エントランスは出入りしやすいかなをど確認しながら、友達と協力して一気に立ててしまいましょう。事前にペグが打てるかどうかも確認を。ティピ型のテントはキャンプ場でも目立ちやすく、自分のテントがどれか迷うこともありません。デイキャンプならタープだけでもOK。テーブルと椅子も並べて、一日中リラックスできる場所づくりを。
10:30 ランチの準備をスタート! 昼はサクッと終わらせて

ソロキャンプや小人数だったら、コンパクトなバーベキューグリルがあれば十分。夜の焚き火タイムにも欠かせない存在で、持ち運びに便利なスーツケース型や、折りたたんで収納できるタイプなど、セッティングも簡単なアイテムが豊富に揃っています。火を起こしたら、ランチはホットサンドメーカーでお手軽に済ませて。パンと具材があれば、あっという間に完成します。クーラーボックスには氷をパンパンに詰めて、常に冷えたドリンクを準備。外で食べる食事は格別です!
13:00 ご飯が終わったらゲームに興じたりお昼寝したり

夕食までの自由時間。陽射しがきついときはタープでジェンガに興じるもよし、ボウリングやウッドスローゲームといった天然素材のおもちゃで遊ぶもよし。何もせずぼーっとするのもキャンプの魅力ですが、ボールやフリスビーなど、外遊びができるアイテムを持っていくと、やっぱり盛り上がり方が違います。ハンモックを持参して、とっておきのお昼寝タイムを演出するのもあり!
16:00 日があるうちにディナーの準備を始めよう!

まだ明るいうちに料理の準備を始めて、夕陽を眺めながら乾杯! がベスト。スーパーで味付きのお肉を買ってきてもいいけど、ここは料理の腕の見せ所。下準備をして持ってきてしまえば、調理も楽に済みます。本気モードならダッチオーブンがあると◎。もちろん、野菜やお肉を切って焼いて食べるだけでも、特別なひと時に。マイカトラリー&マグカップは必須。お皿も使い捨てと言わずに、ウッド素材のプレートを用意したい。女子キャンプは雰囲気も重視!
20:00 星空を眺めながらチルタイムに没入

お腹も満たされたら、おつまみとお酒を楽しみながら、火を囲みながらぼーっと満点の星空を堪能。この時間も至福の時。特に、椅子選びはこだわりたいところ。優しく包まれるような座り心地で、持ち運びが便利なのは必須。リクライニングの調整ができて海でも活躍するビーチチェアや、ヘッドレスト付きの軽量チェアなど、どっぷりリラックスできるものを選んで。ランタンはひとり1個は用意したいところ。キャンプ場内の夜の移動にも助かります。スピーカーとランタンの一体型なら、チルタイムのムード作りも万全。大勢で行く場合は、基地を照らす大きめのライトがあると助かります。こちらもスピーカー付きで、ソーラー充電が可能な上、USB付き。みんなから喜ばれること間違いなし。
22:00 キャンプ場は早朝が楽しい! 早めに就寝を
想像するだけで、今から楽しみになってくる秋キャンプ。今年から始めようと思っている人も多いはず。どんなギアがあればいいのかわからない人は、今回紹介したものを参考に、まず必要なものから少しずつ揃えていきましょう。友達とシェアするのもあり! 準備をしっかり整えて、思い出に残る充実した休日をお過ごしください。